仙台市と山形市を繋ぐ関山街道に位置する作並温泉。 その歴史は諸説あり、721年(養老5年)に行基が東北地方を行脚した際に発見したとされる説と、1189年(文治元年)に源頼朝が藤原氏討伐の際に、手負いの鷹が湯に浸かりその後雄々しく飛び去るのを目の当たりし、泉質を確かめたとする説があります。
秘湯として知る人ぞ知る温泉とされてきた作並温泉は、1796年(寛政5年)に地元の住民である岩松喜惣治が、仙台藩第8第藩主伊達斉村の許しを得、8年の 歳月を得て開湯。今なお多くの人々に親しまれています。
その泉質は、ナトリウム-硫酸塩・塩化物泉。 時間を忘れて、ゆっくりじっくり湯に浸かることで、 心も体も癒されます。